
本書の冒頭の中で次のような文章が書かれています。
『ビジネスの世界でメニューを手に入れる唯一の方法,それは自分自身の手でメニューを作り上げることだ。
答えを手に入れるのではなく,答えの出し方を手に入れる。
遠回りに感じるかもしれないが,実はこれが最短距離なのである。そしてこれ以外に,メニューを手に入れる方法はない。』
さて,この文章中の中で出てきた「答えの出し方を手に入れる」はどういうことなのでしょうか?
その答えを示す一つの例として,できる営業マンに売り方を教えてもらうようなことはやめろ,というものがあります。つまり新人ができる営業マンにいろいろ教えてもらったりすることは必ずしも良いとは限らず,ノウハウを真似たりするだけでなく,なぜそういう売り方をするのか,なぜそういう営業トークだとお客さんは買う気になるのかと自分の頭の中で深く考えて答えを見つけていくことが重要なのです。
同じことは研究生活にも言えるかもしれませんね。
例えば入学してあるテーマをもらったときに,自分の頭で考えずに指導員の言うことばかりを聞いて実験して結果を出したとしたらどうでしょうか。
確かに実験のデータが出てしまえば,論文にもなるし発表する機会も訪れると思います。しかし,そのような習慣を続けていては一人前の研究者になれません。
なぜならその実験によって出たデータは教授や指導員が考えたもので,本人は手を動かしただけです。つまり次の実験を行っていく際に自分で応用することができなくなってしまうのです。
やはり大切なのは,指導員が言ったことに対してもなぜその実験をやる必要があるのか。いかにして自分の研究テーマに広がりを持たせていこうかと自分なりに考えることが重要なのだと思います。
また先週の「ガッツキャリア形成 Vol.7」で僕は「自分はどういう人生を歩みたいのか。何を追い求めて働きたいのか」ということをよく考えて欲しいと書きました。
本書でもそれと同じように,これから自分の「軸」を持たず自分が何のために生きていくのかを深く考えない人は人生を踏み間違えると述べてます。
タイトルはなんとなく平凡な感じがしますが,自分の人生・仕事(研究)について深く考えさせられる本です。ぜひ本書を手にとって深く考えることの大切さをつかんで欲しいと思います。
5/25 『ガッツ理系読書 vol.4』
5/18 『ガッツ理系キャリア形成 vol.7』
5/11 『ガッツ理系インターンシップ』
3/19 『ガッツ理系読書 vol.3』
3/ 6 『ガッツ理系読書 vol.2』
2/14 『ガッツ理系キャリア形成 vol.6』
2/ 2 『ガッツ理系キャリア形成 vol.5』
1/30 『ガッツ理系キャリア形成 vol.4』
1/19 『ガッツ理系キャリア形成 vol.3』
1/12 『ガッツ理系キャリア形成 vol.2』
12/31 『ガッツ理系読書 vol.1』
12/25 『ガッツ理系キャリア形成 vol.1』
12/15 『キャリアカフェって何?』
12/10 『ジョッキー挨拶(けんつ)』
5/25 『ガッツ理系おうちごはん応援団 vol.4』
5/18 『ガッツ理系おうちごはん応援団 vol.3』
5/11 『ガッツ理系おうちごはん応援団 vol.2』
3/ 6 『ガッツ理系おうちごはん応援団』
2/14 『バレンタイン特別企画』
2/ 2 『休日の過ごし方 vol.2』
1/30 『あがらない発表法』
1/19 『休日の過ごし方 vol.1』
12/31 『ガッツ理系隠し芸』
12/25 『ラボ内恋愛経験談』
12/15 『冬のげんきレシピ』
12/10 『ジョッキー挨拶(はまっこ)』
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